公益社団法人 青森県宅地建物取引業協会

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(黒石支所事業)北海道視察報告

令和5年9月15日~16日、黒石支所の所属会員9名が参加し、北海道の視察研修会をおこないました。

北海道宅地建物取引業協会意見交換会  札幌市不動産会館 2023.9.15 午後3時20分

1日目は、北海道の空き家・空き地バンクの運営などについて北海道宅建協会と意見交換をいたしました。

北海道宅建協会本部では3名(佐藤国雄 専務理事、徳野傑 事務局長、櫻井将 事務局事業部長)の方に応対していただき、特に北海道特有の事情をお聞きしました。

全人口約514万人の内、札幌市だけで196万人、率にすると38%の人が札幌市に集中しており、当然不動産の流通も偏っているとの事でした。こと空き地・空き家問題に関しても、札幌市内に関しては比較的早く売買等が進むので問題は少ないが、札幌市を離れた郡部では中々動きが少ないとの事。空き家バンクについては北海道庁が主体で運営している等々でした。

こちらからは、黒石支所圏域の黒石市では、本年8月末に空家等対策協議会を立ち上げたばかりで、未整備の状況でもあることから空き家が増える一方である事、空き家バンクへの登録数も少なく今後の課題も多い等々の状況を説明しました。

2日目は、大通公園で行われている「ほっかいどう住宅フェア2023 暮らしと住まい」を見学し、特に北海道独自の断熱工法や耐震工法等を見学できました。

今回、突然視察の申し込みをしたにもかかわらず、北海道宅建協会では快く引き受けていただいたうえ、丁寧に応対していただき誠に有難うございました。皆感謝して帰ってまいりました。